目黒不動(滝泉寺)の裏山の辻に、 甘藷先生(青木昆陽)の墓所を示す道標が立っている。 そこから、同寺の仁王門に向かって、S字状に下る坂道がある。 三折坂といい、左手の背丈ほどに積まれた石がきの上には、 ササやクヌギがうっそうと生い茂り、右手には住宅が建ち並ぶ、 心なしか落ち着きのある道である。 坂を下ると、右側の石がきから、わき水が流れ落ちている。 滝泉寺の“独鈷の滝”と同し水脈なのか、 水量は豊富で近所の人びとが打ち水などに使っている。 縁日や10月の甘藷祭りともなると、参拝め客でにぎわう。
下目黒3丁目と品川区小山台1丁目の境、 林試の森公園正門前にあるゆるやかな坂 坂の名は、石ころの多い坂だから「石古坂」と、 土地の人はいう。 また、江戸の「府内場末其他沿革図書」の 「中下目黒滝泉辺之図」には、 この坂を「石河坂」とあり、その名が“イシコ坂” となったらしいともいわれている。